今回は、ティーバッティングについてお伝えしていきます。
多くのチームで練習に取り入れているのではないでしょうか。
ですが、しっかりとポイントを意識しながら練習できていますか?
ティーバッティングの正しいやり方と目的についてしっかりと確認していきましょう。
1.ティーバッティングの正しいやり方
まずは、ティーバッティングの正しいやり方について説明します。
二人一組でバッターとピッチャーに分かれて行います。
ピッチャーはバッターの斜め前からボールをトスします。
バッターはボールをライナー系の強い打球で打ち返します。
バッターの正面にはネットを置くと良いでしょう。
ネットがない場合は、何人か守備についてもらって行いましょう。
1回の練習で100球、200球としっかりとした量を
打ち込んでいきましょう。
地味で辛いかもしれませんが、
どれだけバットを振り込むことが出来るかで大きく
結果が変わってきます。頑張りましょう!!
2.ティーバッティングの目的
私の考えるティーバッティングの目的です。
・正しいフォームを体に染み込ませる
・バットを振る力を鍛える
・弱点の克服
ボールを多くの数、打つなかで正しいフォームを身に付けていきましょう。
実際にボールを打てば、その打球の良し悪しで
自分のフォームが正しいか分かってくるはずです。
そして、沢山の量をこなし、バットをしっかりと振るための力を鍛えましょう。
筋トレも勿論、大事ですがバットを振ることでのみ鍛えられる力もあります。
弱点の克服というのは、ピッチャーに協力してもらい行います。
トスしてもらうボールをインコースやアウトコース、高めや低めなど
あなたの苦手なところに投げてもらい、
それをしっかりと打ち返せるように練習しましょう。
3.バリエーション
ティーバッティングには、様々なバリエーションがあります。
弱点を矯正することが出来ますので是非、やってみてください。
ここでは、3つだけご紹介します。
・片手打ち
名前の通り、バッターは片手でバットをもって
ボールを打ちましょう。
バットを自在に操作する感覚を養うことが目的です。
利き手で打つ、利き手ではない方で打つ
とそれぞれやってみましょう!
利き手で打つ場合は、
ボールをミートした時に、押し込む感覚を
イメージして行いましょう!
利き手ではない方で打つ場合は、
肘を畳んでバットを出していく間隔を
イメージして行いましょう!
はじめはなれないかもれませんが、
徐々にコツをつかむ事が出来るはずです。
筋力もつくので、スイングが鋭くなるという効果もあります。
・腰を固定して打つ
打つときに体が開いてしまうクセを治すことを目的とした練習です。
体重移動や腰を回す事はせず、腕だけでボールを打ちましょう。
”壁をつくって打つ”感覚を身に付けましょう!
・サッカーボール打ち
ソフトボールの替わりに、サッカーボールを使って
ティーバッティングを行います。
サッカー部の方には怒られてしまいそうですが、
重いサッカーボールを打つことでインパクトの力を強くする事が目的です。
ソフトボールよりも重いため、
しっかりとボールの芯を打ち、
インパクトでボールを押し込む必要があります。
さて、いかがでしたでしょうか?
ティーバッティングについての説明は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日の記事が、
少しでもあなたのソフトボール人生にプラスとなれば嬉しいです。