今回は、どのチームもやっているであろうトスバッティングについてお伝えしていきます。
どこのチームでもやっているとてもシンプルな練習ですよね。
ですが、しっかりとポイントを意識しながら練習できていますか?
正しいやり方と目的についてしっかり確認していきましょう。
1.トスバッティングの正しいやり方
まずは、トスバッティングの正しいやり方について説明します。
二人一組でバッターとピッチャーに分かれて行います。
バッターはピッチャーの投げたボールをピッチャーに打ち返しましょう。
基本はピッチャーにワンバウンドで返すようにしましょう。
上達したらボールの芯を打つことを心掛けて、
ピッチャーにノーバウンドで打ち返せるように練習してみましょう。
・ピッチャーは下からボールを投げろ!!
さて、あなたのチームでトスバッティングをする際、ピッチャーは上投げで投げていませんか?
これはまさに、練習のための練習になっているNGパターンです。
少しだけ考えてみて下さい。
ソフトボールの試合でピッチャーが上投げでボールを投げてきて
それを打ち返すというシーンはありますか?
絶対にないはずです。
練習はあくまで試合に勝つために行うものです。
トスバッティングの際、ピッチャーはウィンドミルでなくて大丈夫ですので
下から投げるようにしましょう!
2.トスバッティングの目的
あなたは、練習をするときにどういう目的があってやっているのかを
意識していますか?
ただやらされている練習をするより、自分の頭で考えて練習をする選手の方が
成長が早いです。
そして、試合でもどんなプレーをすれば良いか考えられる選手になる事が出来ます。
もし、あなたが練習の目的を意識していないようでしたら
これからは意識するようにしてみて下さい。
さて、前置きが長くなりましたが、あなたはトスバッティングの目的は何だと思いますか?
私の考えるトスバッティングのポイントは3つです。
・タイミングの取り方を覚える
・バットコントロールを磨く
・正確なミートポイントを覚える
さらに、試合前に行うときは
・体、目を慣らして試合に備える
という目的もあると考えています。
このように、目的を考えて1つ1つの練習を行うようにしましょう。
そうすれば、各練習でどこに気をつければ良いのかなどを
考えるようになり、練習の質が上がります。
最初は上手く出来ないかもしれませんが、徐々に慣れていくので
安心してやってみて下さい。
3.バリエーション
ワンバウンドでピッチャーに返す練習方法と、
ノーバウンドでピッチャーに返す練習方法があるように
トスバッティングにはいくつかバリエーションがあります。
ここでは、もう一つ、バリエーションをご紹介します。
それは、5人で行うトスバッティングです。
バッター、ピッチャーに加えて
3人の選手にピッチャーの左右、後ろで守備をしてもらいます。
そして、バッターはピッチャーが投げてきたコースに
逆らわずに打ち返します。
真ん中はセンター方向、
インコースは引っ張り、
アウトコースは逆方向に打つようにしましょう。
コースに逆らわないタイミングの取り方、バットコントロール、ミートポイントを
覚える事が目的です。
是非、普段の練習に取り入れてみて下さい。
さて、いかがでしたでしょうか?
トスバッティングについての説明は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日の記事が、
少しでもあなたのソフトボール人生にプラスとなれば嬉しいです。